しぶみね

明日の車は何にしよう、安くて便利で良い車に乗りたい。こちらのブログにヒントがあるかもしれません!

【期待】ようこそ!ガソリン車の新車販売禁止!

いつもありがとうございます!しぶみねです。

本日は1ヶ月ほど前から目に飛び込んできた衝撃的な話題「ガソリン車の新車販売禁止」について持論を展開していきたいと思います。

ちなみに私は最初聞いた時、「正気か!?死んでも受け入れられるもんじゃない!」と思いそれは今も変わりませんが、よくよく考えてみると様々なメリットがあるような気がしたので興味深々でもあります。

この内容は50年~100年近く後に実現する話かもしれませんので期待していることをまとめていきます!

※ブログではなるべく現実的な範囲で思ったことや感じたことをより発信していきます。また、話題も絞込まないことにしてます。記事を読まれた方とも話題から外れない範囲で沢山お話出来たら幸いです。

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ガソリン車の新車販売禁止について

本題に入る前に現在話題になっているガソリン車の新車販売禁止について軽くおさらいします!(ここうまくまとまらないので最後の記事等も参照してください。)

・最初に禁止を発表したのは「ノルウェー」で2016年。しかし、当時は大騒ぎになり禁止(義務化)はしないとした。義務的な”禁止”は2020年11月にイギリスで発表。現在は18か国以上の国で、国単位または都市単位で2030年から「内燃機関のみで走行する乗り物の乗り入れ禁止や新車販売禁止」が広まっている。

ガソリンエンジン及びその他の内燃機関で走る車が2030年の新車販売禁止対象。その後ハイブリッド、プラグインハイブリッド車内燃機関を有する自動車の新車販売が2035年頃から禁止される予定。

・トラックや鉄道などのディーゼルエンジンも対象。

・ものづくりが根底から覆るので自動車業界やその周辺業界に与える影響は非常に大きい。

 以下想像したメリット。

1、大気汚染軽減

1-1大通り沿いの空気がきれいに

 定番ですが私が一番期待しているのはこれ!現状は大通り沿いで空気が汚く、癌の原因になるのではないと言われている浮遊粒子状物質が大量にばら撒かれているのです。だから私はなるべく環七や環八といった大通り沿いには住まないことにしています。トラックから出る煤でマンションが真っ黒になっているのを見たことがありませんか?こんな汚れが肺の中に蓄積されていくのを想像したら、ディーゼルエンジン含む内燃機関が減り、徐々に水のみを排出するFCVや電気自動車にとって代わられていくことは人体にとってかなりの好影響なのではないかと思っています。

 さらには住環境の改善でロードサイドのマンションの不動産価値は上がり、エンジンの騒音だけでも無くなるのでいくらか静かにもなります。(ただしタイヤの音もかなりうるさいので電車と同じくらいの騒音となるでしょう)もともと大通り沿いはバスなども走りアクセスや利便性は高いと言えます。

※現在道路上は大気汚染規制の対象外となっていることも抑えておきたいところです。

1-2化石燃料は沿岸部の産業利用に

 化石燃料は埋蔵量について心配されていましたがEV化が進めば心配はなくなりそうです。すると今度は余る化石燃料は火力発電や宇宙開発(ロケットの燃料とか)産業利用に集約され、街中には運ばれないようになるでしょう。水素を使った燃料電池車の水素運搬や、水素漏れによる水素爆発がどの程度のものかわかりませんが、ガソリン車が減れば燃料の運搬が「港から街中隅々まで」だったのが「港から沿岸部の工業地域」となり移動距離が大幅に短縮され経済的に効率化されるのではと考えています。沿岸部は今より空気が汚くなってしまうかもしれませんが津波の危険もある沿岸部では人が住む場所としての人気は下がっていくのではないでしょうか。

1-3経済効率化は充電器が家の数だけあることによっても起こる

 経済効率化という意味では電気自動車の充電器は家庭に一つの時代が訪れるでしょう。マンションへの設置などは所有者の合意などハードルもありますが、電気が世界中に張り巡らされていることは間違いないので、いずれは各家庭の庭先、いや家庭の数だけ路上に設置され誰でも利用(お金を払えばシェア)でき、今のようにガソリンスタンドによらず家に帰ればいいので、余計な回り道が一切不要になります。

2、地球温暖化抑制による気候変動抑制

 これはどこでも言われていることですね。しかし大問題があって、現在地球温暖化が進行していることは間違いないようですが、自然現象との関連は正確にはわかっていないところがあります。どういう事かと言うと熱波などの自然現象が地球温暖化に起因するだという正確な証拠はつかめていないのです。

 別の言い方をすれば異常気象は数千年から数万年の間に必ず一度は起こるものなのですが、そのスパンが長すぎるがために今日起きた異常気象が数千年に一度の異常気象が”温暖化の影響で”数百年に一度発生するようになって、今日起きたのかどうかは数百年後にもう一度同じ異常気象が起こり頻度が上がったと確定しないとわからないということです!

いずれにしても数百年後を待っているようではもし、地球温暖化の影響が”やばい”ものだったら食い止めようがなくなってしまうので自動車だけではなく地球全体でどのように化石燃料を燃やしていくかを考えなければなりません。

3、渋滞減少

 これはほぼ妄想ですが、やはり渋滞の原因と言えば気づかない程度の上り坂で車速が落ちた車に速い車が追い付いて徐々に列が長くなっていく渋滞なので、ほぼ上り坂に起因していると言っても過言ではありません。レーダークルーズコントロールをみんなが使用していればかなり軽減される渋滞ですが、上り坂が原因なら上り坂に強い電気モーターで走る車の方が渋滞軽減効果はあるのではないかという妄想です。(問題は高速度域でモーターのビッグトルクが発進時のように発揮されるのかというところにも)

4、SUVは電動化まっしぐら

 これですよこれ。誰がSUVに”走り”や”ガソリンエンジン搭載”を求めていますか?そのサイズ感やデザインがより重要と言えるSUVですが、渡河性能や悪路の走破性を考慮すると車両重量も必要で、わざと重く作る必要があるSUVの場合には重い電池を大量に搭載しなければならない電気自動車の特徴と、静止状態からの発進時に大きな力を発生するモーターの特性はベストマッチ!もちろんディーゼルエンジンSUVにもってこいなわけだったのですが、ガソリン車が禁止となればSUV2035年を待たずして全車種が電気自動車になるのではないでしょうか。 

5、暴走族消滅

 音が出ませんからね。ハイブリッドですらシフトポジションをパーキングに入れた状態ではアクセルをいくら踏んでもうんともすんとも言いません。バイクからも内燃機関が消えることで大きな騒音は無くなります。

 

6、EV価格が下がる

 EVはこれから大量生産により価格が下がると言われています。リチウムイオン電池だけに注目するとリチウムはレアメタル化石燃料と同じく埋蔵量に限界があるのでリチウムよりも安価(やや重い)なカリウムイオン電池といったものが出てくる可能性もあります。

7、でもやっぱりどこか中途半端

 ここまでいろいろ書いてきましたが、内燃機関の消滅はまだまだ見通せないですよね、ブラジルのようにアマゾンの森が年々失われているという危機的状況にも”自国の経済成長が優先”とする国はむしろ多数派でしょう。燃料の消費量で言えば翼にパンパンのジェット燃料を搭載している飛行機やヘリコプターだってものすごい量の化石燃料を消費しておるわけですから、大事なことはこういった国や乗り物に、車に使用されなくなった化石燃料が安価に提供されるべきではないということです。

 また新車販売は禁止なっても中古車販売や走らせる事自体は禁止ではないので禁止からさらに2~30年は内燃機関搭載車両は残るでしょう。

 運転の仕方の問題も根強く残っています。アクセルの踏み方、ブレーキのかけ方、使用するタイヤやメンテナンスでも燃費は変わってきます。モーターになったからと言ってビュンビュン飛ばしていれば世界のエネルギー消費量の総和は結局のところ人口増加に比例して増えていくとも思います。

要は街中の空気がきれいになることを最も期待しています!

 ガソリン車新車販売禁止は街中の空気がきれいになること。化石燃料の燃焼が工業専用地域などの一部の地域に集約されること。これが最も大きいメリットだと思います。より人々に身近なところで起きるちょっとした変化が、騒音や異臭などによって知らず知らずのうちに人々にのしかかっているストレスを軽減してくれる、その一点においてガソリン車新車販売禁止には大きな功績を残してほしいというのが私の願いです!

 

また、次の記事でお会いしましょう!

今回もありがとうございました!

 

参考にした記事・サイトは以下にまとめます。

リチウムイオン電池の課題を解決する「カリウムイオン電池」の可能性 | DG Lab Haus

各国のガソリン車禁止・ディーゼル車販売禁止の状況 | EVsmartブログ

政府が「2030年ガソリン車禁止」を打ち出した訳(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

ベストカーWebからは2記事

自動車情報誌「ベストカー」 - クルマ雑誌No.1 『ベストカー』のWEB版 (bestcarweb.jp)

「普及するのは20XX年??電気自動車の夜明けと最重要課題」

「世界が大きく動く!? 米加州「2035年までにガソリン車ゼロ」が及ぼす影響【クルマの達人になる】」